じゆうなブログ

日々の素朴な疑問を中心に、得た情報を自分なりに解析して文章にしています。

【信頼】とは何か。時にその言葉は、暴力的な側面を持つ。

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信頼、信頼関係。社会人であれば嫌でも耳にする使い古された言葉である。


因みに私は、こと利害が渦巻く「企業」において、この言葉を軽はずみに使う輩を、心から軽蔑している。


利害が前提の世界で「信頼」とは、即ち自らの利益へ大きく貢献した(する可能性のある)人間に対して贈られる言葉となる。


企業の責任は利潤の追及である。つまりカネだ。
カネ儲けに貢献する(した)人間は、たとえその人間がどんな人格であろうとも信頼されるのだ。


また、この「信頼」とは本来、対象となる人間双方の「信頼関係」によって成り立つべきである。


しかし、精神性の低い人間達で構成された企業はどうか。


残念ながらそこには、「信頼関係」は無く、上が下を「信頼」出来るかどうか。この暴力的な一方向の論理で、○と×に選別される。


信頼とは、相互に作用してはじめて成立するものであるという、易々たる原理原則を理解できない経営者やマネジメントラインは、いずれ大きく足元を救われることとなるだろう。


そして企業においての「信頼」は、家族や友人間におけるそれとは、全くといっていいほど性質の異なるものであり、同一の括りで考えるべきではない。