じゆうなブログ

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【ワイドなショー】安倍首相出演。若年層の票集めクソ番組の実態。

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先日放送された「ワイドなショー」熊本での震災後、自粛ムードが漂う中でこの下劣な番組は放送された。


一言でいえば、若年層及びB層の票集め番組である。出演者の顔ぶれを見ても推して知るべし。

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松本人志はレギュラーだが、その他の出演者は指原莉乃、山里亮太、古市憲寿と、所謂若者の認知度が高い面々が軒を連ねていた。


そして安倍首相はというと、中身のないスカスカな話をとりとめもなく延々と繰返し、周りはそれに迎合するという茶番劇。


番組の初頭を飾る議題は、保育園建設計画の近隣住民の反対運動問題だった。


それに対し、今後の対応について意見を求められた安倍首相が開口一番発した言葉がこれだ。


「安倍政権としては、3年間で30万人の保育の受け皿を整備している」


というもの。恐らく数ヵ月前の待機児童問題における国会の答弁にて、一連の批判を受けたものに対しての弁明であろうが、


保育園の建設計画の反対運動に対してどう対処して行くかという質問に対し、このような話を冒頭に持ってきてしまうあたり、この男の頭の悪さを如実に物語っている。


彼らサイドからすれば、最も伝えたかったことは確かにこの「批判に対する弁明」なのであろうが、自然な会話の流れというものを考えると、明らかにそれは不自然極まりなく、用意された内容をバカな安倍がタイミングもわきまえずに唐突に話をしてしまったという形にしか見えない。


まぁ、実際そうなのだろうが。


結局解決策はなんら提示せず、「市町村の義務として、地域の皆様とコミュニケーションを取りながら、自然に了解を取って進めていく」という、当たり前にも程がある話で締めくくった。


本来は、その「自然に了解をとる」という事を具体的に、どのような方法でもって実現するのかを語るのが筋であろう。こんなもの何の解決策にもなっていない。


この話を「ふんふん」と聞いている松本人志含めいい歳をしたオヤジ達は、本当に大丈夫なのか。バカにも程があるぞ。


そして極めつけは、番組終盤で松本人志が安倍首相への質問を求められた際の発言。


「僕はおじいちゃん子だったんですね。で、小学生くらいの時におじいちゃんは亡なったんですけれども、でもおじいちゃんの事が大好きで、やっばりあの、おじいちゃんたちが守ってきた、なんかこの日本って言うのが僕は大好きなんですよ。で、ついつい人はなんかこの、未来の事ばっか言うんですけども、何かその過去の人たちが今の日本を見た時に、あー日本は良かったな。頑張っただけの甲斐があったなと思ってもらわないと、僕は未来なんてないと思うんですよね。だから僕は何かこう、どこの国にも指図されたくないし、もうどこの国にも謝ってほしくないなって思うんですよ。」


全くもって意味不明で、これが50代のオッサンの発言かと耳を疑う。こんなもの松本の名誉のためにも本来カットして然るべきだろう。


しかし、この番組の視聴者層などは、これらの発言の稚拙さに気づく筈がないと鷹を括られているのだろう。番組製作側は視聴者をバカにしている。


全くTV製作サイドも、出演者も、見ている側も、オールバカが今の日本なのだ。