じゆうなブログ

日々の素朴な疑問を中心に、得た情報を自分なりに解析して文章にしています。

安倍政権が掲げる【1億総活躍社会】の大詐欺。イクメン議員の不倫スキャンダルから読み取れるもの。

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安倍政権の愚策はとどまるところを知らない。

1億総活躍社会?馬鹿を言うんじゃない。

 

古くは1985年に制定された「男女雇用機会均等法」。

表向きは、雇用における男女差別を無くし、女性の社会進出を支援するという名目であった。

 

しかし以下のデータを見てほしい。中央の全世帯年収の推移を見る限り、この「男女雇用機会均等法」が制定されからの20年間、1990年代前半のピークを除くとさほど大きな変化は見て取れない。

 

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つまりこれは、男女が労働市場の少ないパイを奪い合っているにすぎないという訳だ。また、世帯当たりの労働者が増加することで、税収の増加ということも狙いの一つであったのだろう。

 

この制度により、我々は計り知れない損害を被っている事を知ってほしい。

制度制定以後、女性が社会に進出することで、晩婚化が進み少子化に拍車をかけた。

 

こどもは早々に保育園や託児所に預けられ、親からの愛情を最も必要とする時期に、十分な愛情を受けることができぬまま成人を迎えるという家庭も多く有った筈だ。

 

そしてその、幼少期にポッカリと空いた心の穴を埋めるかのように、昨今の若者は毎日のように凄惨な事件を起こしている。幼児虐待死事件もその限りではない。

 

私は、男女に優劣は無いと思っている。がしかし、役割の違いはあると思っている。

 

今一度考えて欲しい。性別の違いという誰もが認める差異があり、その差異がもたらされた意味を。

 

人間は完全な存在では無い。故に助け合い、互いを補完し合い生きていく必要がある。「結婚」「子育て」はまさにその最たるものであると考える。

 

しかし、男女が同じことをしていてはこの補完関係が成り立たない。これは自然の摂理に反しているとも言える。極論に見えるかもしれないが男女雇用機会均等法はこれらを「破壊」する事が目的であり、それはイコール人間の精神性の破壊をも意味するのではないかと私は考えている。

 

そこに来て、「1億総活躍社会」。そもそもここで言う「活躍」の定義は一体なんなのだ。何故これを見て誰も疑問に思わないのだ。安倍のいう「活躍」とはすなわち「労働」である。つまり「1億総労働社会」といういう事だ。

 

国民を奴隷のように働かせ、家族を壊し、人間の精神性を破壊する。このような愚策を推進する安倍政権を断じて許してはならない。

 

また、以前も記したが政府はこのような愚策に対して、国民が疑問を持たぬようマスメディアを金と権力で操りコントロールをする。もうこんな茶番は見ていられない。

 

先日の「イクメン国会議員の不倫報道」が何を意味するか。年末あたりはメディアが彼に密着をし、異様にその存在を持ち上げていたようだ。

 

そして、その存在を国民に知らしめた直後に不倫を暴く。国民はこれを見てきっと

「育児休暇中に不倫していたなんてこの議員はクズだ」と思うであろう、私自身もコイツはゴミクズだと思う。しかし、この報道の真の目的はそこにはあらず。これとは別に沸き起こる感情を利用することが本来の目的である。

 

それは何か。おそらく多くの人は「育児休暇なんてろくなもんじゃない。」という考える筈だ。これが狙いである。

 

当たり前であるが、世の中の育児休暇を取得しているイクメン達が、全員このゴミクズ議員のような奴であるわけもない。しかし今回の報道で少なからず、このような人達或いは、これから育児休暇を取得しようとしている人たちは、暗に「育児休暇を取るなよ」と念を押されたに等しい仕打ちを受けたという事になる。

 

つまり、国の政策としては「育児休暇」を推奨とまではいかないが容認していると見せかけ、実のところはこれを取らせないように巧妙にコントロールしているというカラクリである。

 

このバカ議員は上手く利用されたという訳だ。そして、我々は「1億総労働社会」に向けてわき目も振らずに突き進むのである。これでいいのか本当に。