じゆうなブログ

日々の素朴な疑問を中心に、得た情報を自分なりに解析して文章にしています。

安倍政権が【緊急事態条項】を推し進めようとしている。

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巷ではSMAPの解散ニュースがメディアを賑わせていますが、全くもってどうでもいい話ですね。


SMAPが解散しようが存続しようが、現在の日本の未来にこれっぽっちの影響も及ぼすことはないでしょう。


このような取るに足らない情報の裏側で、着々と日本は戦争への加担に向けて下準備を進めています。


「無知は罪」なんです。いい加減メディア側の情報操作に惑わされるのは辞めましょう。


問題の本質に気づかれることを未然に防ぐために、そこから目を反らさせようと、あの手この手を使い視聴者側を愚民化させていくことが、現在のメディアの役割であり本質です。


ジャーナリズムなどという言葉は、とっくの昔に形骸化していると我々は改めて認識しなければなりません。

 

北朝鮮が今何故水爆実験を行うのか。そして、日本のメディアがこぞってそれを取り上げ危険を煽っていますね。

 

その理由を考えた事がありますか?


安倍政権は昨年、集団的自衛権の行使を可能とする「安保法案」を先の参議院本会議において強行可決しました。


この安倍という男は当初、安保法案の反対意見者に対し集団的自衛権の行使は「戦争を行うことが目的では無い」と断言していました。


そのロジックは以下の通り。

 

  • 集団的自衛権の行使は、戦争を未然に防ぐためのものである。


というもの。つまり抑止力のための法制であるとの主張でした。そしてその主張に賛同する意見がネット上にも多数氾濫していました。


これに同調する馬鹿者達は、現在のシリア内戦におけるアメリカの参戦の本質を全く理解していないのでしょうね。

シリア内戦における本質


表向きの理由は、大規模テロ組織であるISISの壊滅を目指し、アメリカがISISを空爆といった図式となっていますが、


そもそもアメリカは10年以上に渡り、シリア政府(アサド政権)を批判していた訳です。


これには様々な裏の理由がありますが、長くなるので今回はここで言及するのは辞めておきます。


ではその批判していたアサド政権を擁護することにもなりかねないISISへの攻撃に踏み切った理由は何でしょうか。


結論から言うと、ISISはアメリカ含むNATOが作り上げたまさに自作自演の脅威であり、戦争による金儲けを主体とした軍産複合体の陰謀であると言いきれます。


現にアメリカの経済は破綻寸前。少しばかり知識がある人であれば、すぐにこの真実にたどり着くことができますね。


また、アメリカは同時にアサド政権の転覆も狙っていた。つまりISISを攻撃すると見せかけて裏側で支援をし、彼らの勢力拡大に一役買っていたという訳です。

 

事実ISISはアメリカの攻撃開始直後から、徐々に勢力を拡大しています。これは日本のクソマスコミでも報じているので、知らない人は少くない筈です。


良く考えてください。アメリカが本気で攻撃をしている最中、勢力を拡大する事が可能だと思いますか?小学生でも分かりますが不可能ですね。


巨大な組織といっても、テロ組織ですからね。大国のアメリカが本気でやって彼らの動きを封じられないはずがないです。


纏めますと彼らの思惑としては


・ISISとの自作自演の戦争を長引かせ、それによる軍需産業で金儲け。

・ISISに裏側で支援をし、アサド政権を転覆させる。

 

上記の2点が狙いであるという訳です。

 

しかしそこにロシアが参戦し、ロシアもISISを攻撃し始めた。アメリカ側は出来るだけ戦争を長引かせたい訳ですが、それを知っているプーチン政権のロシアは、その陰謀阻止のために動き出したという現状です。


しかもロシアは、ISISがアメリカによって作られたということを知っていて、それを大前提としてISISを攻撃している訳ですね。


という事はですよ。可能性として、アメリカVSロシアの第三次世界大戦への発展ということも、あながち否定できない状況であるという事です。

 

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そんな中、集団的自衛権の行使が可決された。これは何を意味するのか。本当に抑止力としての法制なのか。


そんな筈ありませんね。日本はご存知の通りアメリカの属国です。(ご存じでない方が多いですかね)


つまり、アメリカがロシアと戦争になった場合、昨年以前の法律では、日本がアメリカに支援を行うことが出来ませんでした。


それが今回の法改正により、法律上公然と支援可能になった。とういう事に他なりません。


これでも安倍が、日本を守るために集団的自衛権行使に踏み切ったとお考えですか?

 

そして、話を戻しますが北朝鮮の水爆実験の報道を日本のクソマスコミが脅威であると連日騒ぎ立てるその理由。


騙されちゃいけませんよ。これは集団的自衛権の正当性を視聴者に刷り込むためのネタです。

 

北朝鮮からの爆撃の恐怖を煽り、自国を守るには武装しかないと思わせるためですね。

 

日本共産党の党首である志位さんは、「北朝鮮は脅威ではない」と述べており、おおよそ私の意見と合致しています。この記事の作者はバカなので、その真意が理解できていないですが、シリアの内情を知った皆さんならその考えが理解できる筈です。

 

blogos.com


北朝鮮は第三次世界大戦の開戦へのシナリオの、一役を担っているにすぎません。むしろ、今回の水爆実験もどこかに資金提供者がいるのでしょう。


志位さんが述べている通り、脅威は北朝鮮では無い。本当の脅威はアメリカを含む軍産複合体です。その本質から目をそらずための偽情報をマスコミは連日報道している。


そして極め付けが、本記事のタイトルにある「緊急事態条項」です。ちょうとはてなブログの辞書で分かりやすい説明が載っていたので引用します。

 

大規模災害や他国からの攻撃を受けた場合など、緊急時に政府や国会の権限を規定するもの。

首相の権限強化などを定めている。また、人権に対して特別の制限が課されることもある。

緊急時に混乱した秩序の迅速な回復などが期待されているが、政府などの一部に権力が集まり、民主主義の存続が脅かされるなどの懸念がある。

欧米では国家緊急権として、緊急時に政府が憲法を一時停止することなどが定められている場合もある。

そのような国家では、国家緊急権は主権国家が持つ権利の一つとしてみなされる。

 

これが、安倍政権により検討段階に入っています。

 

さらに細かく説明すると、

第九十九条 緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対しても必要な指示をすることができる。

 

つまり、緊急事態宣言が発せられた際、政権は国会の事後承認で好き放題に法律を作れるという事です。


冗談はオツムの悪さだけにしてくださいよ安倍さん。これはナチスの独裁政治体制へのリスペクトか何かですか?


どう考えても国民の権利を抑制する事が目的でしょう。これが可決されたら、もう日本は終わったも同然。

 

自民党を含め安倍政権を支持されている方は、何故自分が指示をするに至ったのかという事を、今一度考えてみてください。

 

明確な理由がありますか?おそらく多くの方はその理由を合理的に説明出来ない無い筈です。


そしてもしそうであれば、自分を恥じてください。「無知は罪」です。